SANYOの「Xacti HD1A」を愛用してきましたが、このたびキャノンのHF100が仲間入り。こちらがビデオ撮影の主力となりました。


そもそもビデオ機器を使った経歴がなかったのでHD1Aでも十分満足していましたが、やはりデジカメ由来のムービーカメラ。子供の記録をとるにつけ、家内からもちゃんとしたビデオカメラで撮りたいとのアピールがありまして、価格.comなどで検討した結果、HF100とさらにPanasonicのDMR-XP12を購入。テレビは10年以上前に買った29型ブラウン管のままですが、ついにハイビジョン化と地デジ化に足を踏み入れました。


HF100には姉妹機でダブルメモリーのHF10がありますが、撮影後は速やかにSDカードでパソコンに取り込むため内蔵メモリーは不要。その分安く買ったほうが良いとの判断からHF100を選択しました。価格はamazonで8万ちょっと。現在はもう少し安くなっているようです。また、SDカードは上海問屋で8Gのものをチョイス。3500円ぐらいの激安カードですが、今のところ問題なく使用できています。


HD1Aとの比較になりますが、第一印象はとにかく映像が綺麗だと思いました。フルスペックのハイビジョンということ以上に、ノイズの少なさなど画像自体の観やすさがグッと良くなりました。また動画から静止画を抜き出す際はおよそ200万画素とデジカメには遠く及びませんが、人物を撮る際に良い表情の瞬間を切り抜けるというのは大変重宝しそうです。直接静止画もとれますが、それはやはり専用のデジカメにまかせた方がずっと良いと思います。この点ではHD1Aはもともとデジカメ由来のムービーカメラなので、なかなか侮れないものがあります。


サイズに関してビデオカメラとしては小型の部類だとは思いますが、今までHD1Aを使っていた身からすると、結構大きくなりました。それでも腰に巻くポシェットにサッと入るサイズなので、気楽に持ち運べているというか、そのまま突っ込んでいます(笑。しかし普段いつでも持ち歩くという点では、HD1Aを選択しています。最初はHD1Aを処分するつもりでしたが、静止画専用機として、時には動画も撮影できる常時携帯機として、うまくHF100とは棲み分けができそうです。


いつかは液晶テレビにしたいと思っていますが、現在の日立の29型ブラウン管が10年以上を経て未だに好調。こういうものは長く使いたい。じっさいにHF100で撮った映像もサイドはカットされるが綺麗に映るし、XP-12で受信した地デジの映像もアナログ放送より明瞭に映る。家内と相談し、とりあえず現状でいくことにしました。懐かしい思い出は将来大きな液晶に映し出す。きっとそれも大きな楽しみの一つになるでしょう。